為替相場が1ドル=104円台前半のドル安・円高に振れ、企業業績に対する不安感が和らぎ、日経平均は2月28日以来となる1万3800円台を回復し た。サブプライム問題を背景にした株安の震源地となった米国株式市場では、信用懸念が一段と後退。ダウ工業株30種平均がチャート的にもトリプルボトムを 形成し、「底入れ感は顕著」(大手証券)との指摘が聞かれた。
日経平均は邦貨ベースでは年初来高値(1月4日の1万4691円41銭)から約1000円の下値にあるが、ドルベースでは既に年初来高値を更新している 水準。外国人投資家から見れば、「パフォーマンスは良好に映る」(同)ため、さらなる資金流入も期待されるとの声も聞かれ始めた。
ただ、この日は月末、大型連休を控えた週末に当たるため、積極的な買いは期待しにくいのも確か。3月期決算発表の本格化に伴い、模様眺め気分も高まりや すい。日経平均は買い注文が一巡した後は上値の重さも目立っており、後場はポジション調整に伴う売り圧力の高まりを警戒する必要がありそうだ。
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